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寒い時に歯が痛くなる人は

豊中市の皆様、こんにちは。森山歯科医院です。森山歯科医院の院長森山博史

今年もいよいよ冬本番を迎え、寒さが身に凍みるようになってきました。
寒さは身に凍みるだけでなく、間接的にですが口腔内、特に歯に痛みを与えることもあります。

虫歯もなく歯周病の心当たりもないのに、寒くなるとなぜか歯が痛くなるという方がいらっしゃいます。
痛みを我慢するため、とりあえず鎮痛剤などで対処している、という方もいらっしゃると思います?
心当たりがないこの時期の歯の痛み、原因は何でしょうか。

食いしばりによる筋肉痛
原因として一番多いのが、筋肉痛です。筋肉痛が起きるのは「歯の食いしばり」によるものです。
「歯の食いしばり」という行為は、皆さんが想像しているよりも実は無意識のうちに行っていることが非常に多く、特に寒さに耐えるときや、何かに集中しているときなどに奥歯に力が入ります。

寒い冬の就寝中などは無意識に歯を食いしばりながら寒さに耐えて眠っているためにアゴ付近の筋肉が常に緊張している状態となってしまい、結果起床時に歯が痛むように感じてしまいます。

筋肉痛を起因とする痛みは、数回アゴを前後左右に揺する体操を行って、筋肉をリラックスさせてください。
しかし痛みの緩和につながらず、痛みが治まらないときなどは、歯科医院で「食いしばり」や「歯ぎしり」防止のマウスピースを作成する事も可能です。マウスピース治療は「保険適応」の診療対応が可能です。
痛みに悩まされている方は、一度ご相談にお越しください。

温度差による痛みwinter2017
寒い屋外で温かい飲み物を飲んだときなどに感じる痛みなどは、歯の神経が感じる温度差が原因の可能性もあります。
冷たい飲み物が沁みるイメージが強い知覚過敏も、この時期は屋外の冷たい外気や冷たい風を受けるだけで歯が沁みる事もあるほどです。マスクやマフラーで口元を覆うと緩和することが可能です。水道水の冷たくなるこの時期、歯磨きだけでも歯に沁みやすくなります。知覚過敏でお悩みの方もぜひ一度ご相談にお越しください。

                   
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