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歯が欠けた場合(前歯)

豊中市、服部天神の皆様こんにちは。森山歯科医院です。豊中市服部天神の歯科・歯医 森山歯科医院:院長と副院長の写真

冬になるとスキーやスノーボードなどのウインタースポーツを楽しむ方も多いかと思います。これらのスポーツにつきもの転倒や衝突などの突発的な事故です。それらが原因で「歯が欠けた」という方が毎年いらっしゃいます。
今回は、「歯が欠けた場合」についてご案内いたします。

実は人体を構成している各組織の中で一番硬い組織は「骨」ではなく「歯」です。体内にあるどの骨よりも歯のほうが硬いのです。
発掘される大昔の遺跡などから昔の人の人体の一部が見つかりますが、骨よりも歯のほうが完全な形で見つかっています。
しかしいくら硬い「歯」ですが、むし歯や噛み合わせなどの口腔内の問題、衝突事故・打撲などの外的な原因で、歯が欠けたりします。
欠けた歯をそのまま放置していると、口腔内に違和感を感じたり、噛み合わせがおかしくなり咀嚼がうまくいかない、痛みが発生する、など悪影響が出てきますので歯科治療が必要となります。歯の治療に関しては欠けた箇所によって治療法が変わります。欠けた前歯の処置イラスト

欠けた箇所が前歯
前歯の場合は、他人から一番見られる歯ということを考慮し、審美性を考えた処置になることが多いです。
欠けた範囲が小さい場合は、影響を受けていない箇所はなるべく触らずに、欠けた歯と同じ色調の充填物を詰めて補修治療を行うことがほとんどです。
しかし欠けた範囲が大きい場合は、欠けた歯の歯冠全体を削り、被せや差し歯による補綴治療が必要となります。見た目に関しては補綴治療も日々進化しており、セラミックと金属を応用することで、色調・質感・透明感・噛み合わせを本来の歯にかなり近い状態にすることも可能になってきております。保険診療の差し歯の材料として使用される硬いプラスチック(硬質レジン)も材料的性能が向上し、審美的な要求に対しても十分に対応できるようになってきています。また金属アレルギーの方にも対応できるように、金属をまったく使用しない特殊なセラミック素材による治療法も積極的に開発されています。

                   
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