豊中市の皆様、こんにちは。森山歯科医院です。
前回ご案内しました「アマルガムってなに?」の記事で、アマルガムの概要をお伝えしました。今日は「アマルガム中毒」で引き起こされる具体的な症状歯科治療でも問題視されている「アマルガム中毒」についてご案内いたします。
水銀は人体にとって、非常に毒性の強い毒物であることはお伝えしましたが、アマルガムは口腔内で容易に気化・蒸発し、全身に運ばれます。特に腎臓、肝臓、脳などに蓄積されます。発症するおそれがある症状については下記のものがあげられます。
・視力、味覚、嗅覚の低下
・ヒステリー・うつ病等の精神疾患
・頭痛
・アレルギー
・喘息
・首肩腰にみられる原因不明の関節の痛み等
また特に問題視されるのが脳神経、筋肉への影響です。
疲れやすい、集中力がでない、筋肉痛、胃腸障害、不眠、このような原因が特定しづらい症状も引き起こされます。
アマルガムを使用した歯科治療が原因で原因不明の病気に悩み、病院通いを余儀なくされている方が多くいると推測されています。
次回はアマルガムの除去についてご案内いたします。